母の話・・・

エッセー
実家の家族構成
実家の家族構成

わたしは子供達が学校の間の時間、週2で介護施設にてパートをしています。

主な仕事は、食事やトイレ介助と清掃です。 

介護の仕事を始めたきっかけは、母キミコのアドバイスでした。 

少し実家の家族の話をします。

私の実家の家族構成は⇒母父と姉妹弟弟となっております。

はい・・(*‘ω‘ *)家族多めですが仲は良い方だと思います(*‘ω‘ *)

姉弟が五人ですからね、、大変なこともありますが乗り越えた事の方が多く思い出ですね(*‘ω‘ *)

ケツメイシのライフイズビューティフル~♪の歌詞にもある 

♪君が乗り越えた壁はいつか息も守る盾となって

君をそばでいつまでも支えるだろう♪ 

盾となってくれた出来事がたくさんあります。そんな少々波乱万丈な家族でした(; ・`д・´)

母の再就職~キミコ編

(。-`ω-) 母キミコよりアドバイスがあり始めた介護の仕事でした。

現在母キミコは介護福祉士です。

パート勤務⇒初任者研取得⇒介護福祉士★合格⇒現在デイサービスで介護福祉士として働いています。 

40代半ばに病気で全盲になり要支援の認定を受けた父⇒現在60歳今年還暦を迎えました。( ゚Д゚) 

パートを掛け持ち⇒日々奮闘(漢字の通り)し介護福祉士の資格を取り現在は孫へよく貢いでくださる素晴らしいスポンサー母性溢れるポジティブ母キミコです(*’▽’)

父の病気が判明し、我が家の収入がどん底になったころ・・・

当時私はまだ20歳になったばかりで、母キミコと姉(2歳上の)私・妹(高校生)で死に物狂いで働いて生活していた・・・記憶がかすかにあります(-_-?)小中高の弟妹がいましたので。。。女三人.いや四人(高校生の妹)で踏ん張ってました。

大変すぎて記憶がほとんどありませんが( ゚Д゚)? 

とにかく、大変な中まだまだ働き盛りだった大黒柱の父を失い、母キミコの再就職パート探しの日々が始まりました。 

生保レディーやクリーニング店でのパート・温泉施設でのパートと母も必死に働きづめでした。 

ただ掛け持ちで働くのが体力的にも精神的にもしんどくなった母キミコは、どうにか時給の面や勤務地を固定しなおかつ自宅から離れないで済む仕事はないかと模索していました

そんなとき、介護支援サービスを受けている父が

《キミコにも介護の仕事できるんじゃないか?》と思ったそうです。(。-`ω-)

そして父から「介護の仕事についてみたら?」と提案があったそうです。 

始めは「絶対無理!!」と避けていたそうですが、ポジティブ母キミコは「働き方としては、いまより楽になるのでは?(; ・`д・´)」と介護の仕事に挑戦することにしたそうです。  

父の後押しで初任者研修認定資格を受講しながらパートで勤務⇒介護の道へ進み始めたそうです。 

母キミコは介護の仕事をして生き生きとしてきたと思います。 

介護の仕事の尊さとやりがい面白味・会うたびに私に語ってくれました。(*´Д`) 

「大変じゃない?」と聞くとお世話をすることにはじめは拒否感もあったそうだけど

「今はもうそうでもないよ。」と仕事面ではもちろん楽なことではないけど充足感もたくさんあって

日々利用者さんの様子を見守るのが面白いと話していました。 

普段からポジティブ発言な母キミコですので、どんなことでも(面白さ発見アンテナ)楽しみを見つける母キミコを私は素敵だな~~と尊敬していますよ!! 

再就職~パートカオル編

長くなりました!!(。-`ω-) 

そんな母キミコから「あんたも介護の仕事向いてるとおもうよ!!初任者研修だけでも受けてきなさい!!世界というか価値観が変わるのよ!!」と半ば宣教師(勝手なイメージ)のような勢いで私に推し続けていました!!

「子供ができて落ち着いたらな~仕事始めてみようと思うな~(*´Д`)」なんて話すと

母キミコ⇒「介護の仕事は、どこいっても働き口はあるんだし経験しておくといいよ!将来必ず誰かの介護に直面するから!」と・・・・(たしかに・・・・でもな~ぁ~(-_-))

まだまだ(介護の仕事)推しでした!!(笑) 

そんな中、私達姉妹弟2番目の弟(当時高校2年生?)夏休みに《初任者研修》受けて認定資格取ったよ~と。。。。( ゚Д゚)?2番目弟は将来福祉の道と聞いた事がなかったものですから本人に確認すると弟も両親に推されて取りに行ったそうです(笑) 

私もそのころには息子も生まれ落ち着いてきたので、いよいよと。。。再就職!!と軽く意気込みまして【津の広報誌】をみてみたら社会福祉協議会主催で初任者研修が受講できるとしりました!!!

専門学校など資格試験の学校へ取りにいくとなるとお安くとも名古屋で4~5万(当時の私調べ漏れもあるかもですが)程でした。 

なのでこの情報はとってもお得でチャンスであると(/・ω・)/

即新しい事への挑戦にドキドキしつつ申込みをしました!! 

コロナの中、数十人の少人数での講座の受講でした。 

取得までに約一か月半ほど座学や自宅での課題の提出をこなし、久方ぶりのママとも関係以外の大人との交流にその時間もわたしには 貴重で得難いものでした。

そして試験を受け無事私も初任者研修認定資格を取得しました。 (。-`ω-)

 

数件の職場体験を経て、勤務時間と勤務地の条件で探し探し( ゚Д゚)

現在の介護施設へとたどり着きました。 

利用者さんと実際にお話ししたり食事の介助やトイレ介助(補助)など数時間の社会との関わりは、忙しさもありますが充実したメリハリのある生活になっています。

ほっこり小話

心で泣いた。利用者さんと私
心で泣いた

この前ひさかたぶりのパート勤務でした。 

夏休みなど大型連休は、パートをお休みするスタイルの働き方(よく採用してくれたなと今でも思う(。-`ω-))です。 

なので対社会人としての時間に身心共にも絶え絶えなワタシ。。。。( ;∀;) もう~メモメモ確認確認のくりかえしで笑顔も消え去りました※マスク3重とフェイスシールドで全く顔も見えないですけど

ある利用者さんの食事介助を担当する事になりました。

声かけや座っている姿勢と飲み込むの確認をしながら、介助をしていました。 

真剣すぎて優しい会話なんて気の利いた声替えができずまだまだだな。。。とまた落ち込んでいたら

利用者さんから

「やさしくしてくれて ありがとう。思いやりをありがとう」

と言葉をかけてもらいました。( ;∀;)

”思いやりをありがとう”思いやりって言葉を感謝の言葉で頂いたのは初めてでした。 

すさんだ心がとても癒されました(●´ω`●)そして心で泣いた。

ワタシは日々十分な思いやりを持って利用者さんに接していたのだろうか?といつも自問自答ですが、

その日は利用者さんのかけてくれた言葉に達成感のようなものを感じました。

また次の出勤日は、がんばれそうです(●´ω`●) 

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